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原因不明
の腹痛
こどもの腹痛の原因として頻度が高いものに胃腸炎、便秘があります。
もちろん、それ以外にも様々な原因で腹痛を起こしますが、
発熱や嘔吐に伴う腹痛であれば誰も病院を受診することを迷わないでしょう。
でも、お腹が
「時々痛くなる」
「学校を休むほどじゃないけど痛い」
「排便をしても痛みが改善しない」
といった場合、
気のせいだ、気持ちの問題だといって放っておいたりしていませんか?
あるいは、そういった症状で病院に行って検査をしてもどこにも悪いところがなかった場合、それじゃあ病気じゃないんだとあきらめたりしていませんか?
近年、器質的疾患がない、すなわち検査で異常が見つからなくても
腹痛、腹部不快感などの消化器症状を呈する状態を「機能性胃腸症」と定義し、
治療の必要がある病態であると考えられるようになりました。
週に1回以上の腹痛が2ヶ月以上続く場合には、当院にご相談ください。
漢方薬を第一選択に、お子さんに合った薬を処方いたします。
もちろん、一番大事なことは
「なんらかの病気でお腹が痛い可能性をきちんと否定する」ことは言うまでもありません。
原因不明の腹痛で当院を受診された場合、
当院では血液検査、腹部超音波検査、腹部X線写真撮影を行い、
腹痛の原因となる病気がないか精査します。
しかし、当院の検査結果だけでは診断をするのに不十分な場合、
当院ではできない検査、
すなわち内視鏡検査やCT検査をしていただくために
君津中央病院をご紹介することがあります。
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